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第4回 遺品整理 買取り 処分

第4回 遺品整理 買取り 処分

現在、密かに需要が高まり注目されているのが遺品整理業者です。
リサイクル業者や引っ越し業者から派生するなどして、業者の数は年々増えています。
人は、いつか亡くなってしまう日が来ます。
その際遺族は、故人が生活していた場所を片付け整理する「遺品整理」を行うことになります。
この作業は、最初に遺品の全てを必要か不要かに分類することから始まります。
遺品の内容は様々で、家財や貴重品、手紙や通帳など多岐にわたります。
必要なものでも遺品として遺族が受け継ぐものと、故人と親交のあった友人に形見分けをするものをさらに分けます。
また、不要なものについては処分するための分別をします。
各自治体によって定められている不用品の分別方法に従い、不用品を分別していきます。
家財などの粗大ごみは、ほとんどの自治体で集積所まで自分で運ばなければならず、力仕事にもなります。
本来はこの作業を遺族中心で行いますが、高齢や人手不足などの理由で遺族だけではできない場合があります。
遺品整理業者に依頼すると、多くはこの一連の作業を一手に担ってくれるため遺族の負担は軽減されます。
しかし、遺品整理業者に対しての法律はなく、トラブルになるケールも多いのが現状です。
遺品として残したかったものを勝手に不用品回収に出されたり、遺族の許可無く転売されるといったことがあります。
業者選びの際には遺族の希望をきちんと聞いてくれるか、数社から見積もりをとり高額すぎないかなどを判断し、業者任せにしないことが重要です。
遺品は故人との大切な思い出でもあるので、そのような遺族の気持ちを理解できるかどうかという点も重要になるでしょう。

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