お片づけノウハウClean up know-how
第37回ヒーター 引き取り
不用品回収業者において、高価買取などといった積極的な引き取りをしているもののひとつとして、ヒーターを挙げることができます。
ヒーター 引き取りについては、特にオイルヒーターやファンヒーターの引き取りを重視している業者が多くあります。
オイルヒーターとは金属製の容器に入っているオイルを電気によって温め、パイプを通じて温まったオイルを流し、放熱フィンからの輻射熱によって室内を暖房するというものです。
ヨーロッパで主流になっている暖房器具であり、通気性が良い日本の家屋では断熱性が低かったため、あまりオイルヒーターは浸透していませんでした。
近年になって日本の住宅でも気密断熱性が高くなったことから、オイルヒーターも有効になっています。
電気とオイルによる器具ですから、運転するにあたって音もほとんどありません。
オイルヒーターそのものの温度も高くありませんから、ヤケドをするような心配もありません。
扱いやすいものであるのですが、容器に入っているオイルの量が多いため、いざ不用になると廃棄品として粗大ごみの対象にならない自治体も少なくありません。
暖房器具として扱いやすいために需要はあるのですが、その一方で処分しにくいため、リサイクルショップなどで多く流通しています。
つまり、高価での買取をして積極的に引き取りをしている不用品回収業者が多いわけです。
大型ゴミとしてなかなか処理することができず、また処理費用がかかることも考えられるため、捨てることを考える前に引取業者を探してみることもおすすめします。