第22回タイヤ 回収

自宅で不用品を処理するにあたって困るもののひとつとして、自動車のタイヤが挙げられます。
廃タイヤは産業廃棄法において「適正処理困難物」、つまり自治体の粗大ごみで収集することができないものとして指定されていて、タイヤ販売店などが引き取って適切な処理をすることが推奨されています。
この際、廃タイヤを処理するために必要な費用は、請求しても良いことになっています。
ちなみにタイヤ販売会社のほかタイヤ専業店やカー用品店、ガソリンスタンド、カーディーラー、整備工場なども同様です。
廃タイヤは廃プラスチック類に分類され、リサイクルすることができます。
その方法としては燃料として燃やし、発電や温水などの熱源として再利用する「サーマルリサイクル」と、細かく破砕して溶かして再びプラスチックとして利用する「マテリアルリサイクル」という方法がとられています。
したがって、最終的に使えなくなったタイヤは、これらの処理にまわすことになります。
一方で使用年数が少なく、タイヤとしてはまだ使える場合もあります。
この場合、有償で売却できる有価物として扱うことができます。
タイヤ 回収をしている不用品回収業者に直接見積りを依頼すれば、廃棄物として処理するべきか、中古タイヤとして買取をしてもらえるかという査定をしてくれます。
5年未満で買い替えた、しばらくスタッドレスタイヤを使う予定がないといったときには、検討する価値があるでしょう。
特にアルミホイール付きですと、買い取ってもらうことのできる場合が多くなっています。

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